事業主になったら商工会議所の会員になった方が良い理由!

やっておくべきこと

個人事業主になったら最寄りの商工会議所の会員になりましょう。

会員になる為には年間で12000円~22000円(事業規模による)かかりますが、絶対に会員になる事をオススメします。

私は個人事業主経歴は14年なんですが、開業して初めて商工会議所の会員になりました。

正直もっと早く商工会議所の会員になっとけば良かったと後悔しています。

今から開業を考えている方には後悔してほしくないので、今日は商工会議所の会員になるメリットを紹介しておきます。

日本政策金融公庫からお金を借りたいときの相談にのってくれる

開業の時に資金繰りで考えるのが金利が最も安い、日本政策金融公庫からの融資です。

実際私も、日本政策金融公庫から200万の融資を受けました。

しかし、この融資は誰でも簡単に借りられるというモノではなくて、書類審査や面接があります。

書類には理にかなった事業計画書を提出しないといけませんし、面接もきちんとしたことが話せないと簡単には融資を受けることはできません。

商工会議所は日本政策金融公庫との繋がりがあるので、その辺のアドバイスをいただけます。

商工会議所の方に初めに相談に行っていなかったら、もしかすると、私も融資は受けられなかったかもしれません。

補助金や助成金をいち早く教えてくれる。資料作成のアドバイスをくれる

これは本当に助かりました。

1年前の2021年、小規模事業者持続化補助金(コロナ型)というのがあり、返さなくて良い補助金制度がありました。その当時は200万円補助金として貰えたんですが、採択率がかなり低く私が受給して貰えた回の採択率は33.9%でした。

つまり、この補助金に採択される為の提出資料が肝心ということです。

事業計画書が合理的でかつ、新事業に対する熱意が感じられるかが重要で、何度も商工会議所に足を運んで、アドバイスをいただいて資料を作成しました。

本当に熱心にご指導していただきました。

これも商工会議所の方のアドバイスが無かったら絶対に採用されなかったと思います。

小規模事業者持続化補助金は現在は上限50万円になっていますが、今でもあるのでこれから開業を考えている方は調べてみてください。

今はコロナ禍で、いろんな補助金や助成金制度がありますが、会員になっていれば、新しいものがでた時にすぐに商工会議所の方が教えてくれます。会員になっていて損はないと思います。

人脈の構築、地域の他の事業主さんとの交流をもてる

商工会議所に入ると青年部への入会を勧められます。しかし、これは任意なので、青年部への入会は自由です。事業が忙しくて参加できないと思ったら入らなくても良いでしょう。

実際私も入っていません。

しかし、人付き合いが好きとか、地域の事業主さん達と交流を持ちたいというのであれば、ぜひ青年部に入会すると良いでしょう。

青年部の方たちは事業主さん達なので、直接的なお客様になってくれる場合もあります。また、皆さん商売をされている方々なので、お客さんを紹介してくれたりもします。

横の繋がりは広げておくと良いでしょう。

商工会議所の方が事業を紹介してくれる

商工会議所には沢山の事業主さんが足を運びます。

そこに私はチラシを置いていただいて、何人かお客様を紹介していただきました。

商工会議所の方は事業主の味方なので、その事業が上手くいくように、いろいろ支援してくださいます。

確定申告の相談(行政書士との相談)

私は、今まで青色申告をしていましたが、青色申告特別控除の65万控除は、やり方が分からずに申請していませんでした。

青色申告特別控除を受ける為には、「複式簿記」というのを提出しないといけません。

これが難しいのですが、商工会議所推奨の会計ソフトの「ブルーリターン」を入れて書類作成すれば、簡単に複式簿記を作る事ができます。

このブルーリターンは3万円しますが、3年分利用できるので、実質1年で1万円になります。それで65万円の控除が受けられるのであれば安いものです。

ブルーリターンを購入したら商工会議所の職員の方が入力の仕方、どこに何を入力したら良いか、仕分けの仕方など教えていただけます。

そして、書類が出来あがったら、商工会議所を通じて税理士さんに添削をしていただけます。私の地方では3000円でした。添削をしていただいて問題なければ商工会議所からe-taxで申請していただけます。

税務署に行って直接申請しようと思うと、人の多さに嫌気がさすでしょう。確定申告時期の税務署の待ち時間は6時間とか平気でかかるので、その点においても商工会議所に会員になっておくのは大きなメリットです。

小規模企業共済制度に加入できる

これは事業主の方が入れる退職金制度で、この掛金は全額が所得控除となります。

最大で7万円まで掛けることができ、所得が多くなってしまった時の節税として多いに役立ちます

詳しくは⇒こちら

パーソナルジムとなると、指導料はそこそこの値段だと思うので、所得は膨れがちです。
上手く節税するために加入しておきたいところです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました